ジョブコーチ(職場適応援助者)養成研修を受講しました。
私は、日新ハートフルフレンド㈱で指導員をしています。相談員の仕事は、メンバーの皆が、元気に仕事が行えるように、支援することです。相談員について詳しい内容はこちらを見てください。
この先10年20年とずっと先まで、長く働き続けられるためには、何か困った時があった時、より良い支援が行えることが大事です。そのためには、企業の中に一人でも多くのジョブコーチがいることが必要と感じ、ジョブコーチになるための研修を受講しました。
厚生労働省から、障害者法定雇用率制度が現状2.3%から、2024年度は2.5%、2026年には2.7%に段階的に引き上げになると発表されています。そんなことから、どこの企業も定着した障害者雇用に繋がるように、ジョブコーチの必要性から受講希望者が多かったです。東日本地域の会場なのですが、北は北海道から、南は九州まで、日本中から参加されていました。
研修は、朝から夕方まで、幕張会場で4日間。その翌月に3日間。幕張会場では、講義中心の座学研修と、グループに分かれての演習を。その翌月には、都道府県ごと、地元の企業様を訪問しての実技研修を受けました。朝から夕方まで、カリュキュラムがぎっしりでした。
講義内容は、興味深い内容を知ることが出来ました。また、グループに分かれての演習時間では、それぞれの企業様の話や、取組まれている作業について聞かせてもらえました。自分の会社でも、取り入れられそうなヒントも得られ、逆に、我が社で行っている支援が、他社では行われていないことも知れました。
実技研修では、直接企業様に伺い、実際作業されているところ、作業環境を見せていただけた事が参考になりました。そして、ジョブコーチがコーチされるところを一緒に見せていただき、問題を改善、支援するためのアセスメント方法、コーチの助言、着眼点など、とても勉強になりました。
そんなチャンスを与えてくださった企業様と、長期の研修会に行くチャンスを与えてくれた会社、スタッフに感謝します。
そして今回の研修で学んだことを、NHFのメンバーにより良い支援できるように、少しでも活かしていこうと思います。
(NHF 前橋事業所 指導員 A記)