日新イオン機器株式会社(関係会社)より
当社は2017年1月、特例子会社制度における関係会社特例の認定をいただき、以降、日新ハートフルフレンド様(以下「NHF」)には、主に2つの点で大変お世話になり、感謝申し上げております。
ひとつは、ご承知のとおり法定雇用率がグループ全体として適用されることです。当社では従来、疾病により在籍中に障がい認定を受けることとなった社員がカウントの対象であり、新たな雇用もなかなか難しい中で、定年による自然減もあり、長らく雇用率を満たすことができずにおりました。そのような中、NHFが設立され、枠組みに加わらせていただいたことで、毎年の未達報告という後ろめたい思いから、脱却させていただくことができました。
もうひとつは、お願いしている業務についてです。関係会社特例の認定を受けて以降、機密書類のシュレッダー作業をお願いしてまいりました。まず、グループ内との安心感があり、また、ホチキスが付いたままの書類や紙ファイルに閉じられたままの書類も、分別するのでそのままでよいですよとおっしゃっていただき、これは、利用する側にはとても有難かったです。昨年8月に当社は、それまで日新電機久世工場内にあった本社・事業部を滋賀県内の事業所等に移転させることとなり、その際にも大量の廃棄書類が出ましたが、全て引き取っていただき、大変助かりました。
なお移転後は、主要拠点が滋賀県内の事業所となったことから、機密書類のシュレッダー作業の依頼は残念ながらほとんど無くなってしまいましたが、数年前から、ある部署にて図面の電子データ化をお願いするようになっています。また当社は現在、事業所の移転に伴い、新しいワークスタイルとして「ABW」(Activity Based Working:時間と場所を自由に選択できる働き方=適業適所)の考えを採り入れた働き方の変革に取り組んでいます。在宅勤務を含めたテレワークもABWの一種ですが、その実現のためには、書類の電子データ化を推し進め、「どこでも働ける」環境を構築していくことが大きなカギとなります。今後は、書類の電子データ化でお世話になる機会が増えていくのではないかと思います。
今回の執筆を依頼され、あらためてHPを拝見し、受託業務の幅を当初よりかなり広げられていることを再認識しました。「特例子会社の枠組みに入っているから」だけではなく、こちらも助かる「何か」を見つけて、それをお願いすることができれば良いなと考えております。今後ともよろしくお願い申し上げます。
(日新イオン機器(株) 総務人事部長 記)