ものづくりの第一歩

今年は梅雨の期間が短く、あっという間に終わってしまいました。
夏を本番に迎えて、京都の祇園祭も3年ぶりに山鉾巡行が開催されました。
メンバーも社会の環境、状況が慌ただしく変化する中、コロナ感染、熱中症に気を付けて、毎日元気に出勤しています。

2021年10月より、ものづくり関連のお仕事を頂く事になりました。最初にメンバー全員で見学に行き、その中の一部分の作業をし、ものづくりの大切な経験させて頂きました。
結構、興味深く見学していて、ものづくりの好きな方が多かったように思いました。
会社の製品に組み込まれる部品を製作するため、現場の方々にご指導して頂き、何回も練習をし、一般社員さんと同じように5種類の作業認定をしてもらいました。

認定してもらった4名のみ今年2月から作業をしています。
2名1組で、部品製作をする事により集中し、間違いを本人、又は一緒にしているメンバーが発見し、その時にチェック出来るように、『確認チェックシート』を作成しました。作業後、『報告書』に道具の不具合、気が付いた事など記入し、作業関係者に共有できるように工夫して作業に取り組んでいます。
また、部品の注文もメンバー自身が出来るように、打合せをして発注タイミング、部品発注表、受け取り方などアイデアを出し合い、現在実行中です。

まだまだ、これからいろんな事があるかもしれませんが、その都度『報告・連絡・相談』を大切にしながら個々のレベルアップ、自信に繋げていきたいと思っています。本人たちもいい緊張感を保ちながら、『ものづくりの第一歩』を歩み始めています。少し頼もしくなったようにも思います。

今後を楽しみにしています。

編組線をカットする所から作業を始めます

(NHF京都事業所 指導員 N記)